外貨建て金融商品の基本
外貨建て金融商品とは
外貨建て金融商品とは、取引価格が外貨建て（米ドル、豪ドル、ユーロなど）で表示される金融商品をいう
為替レート
為替レートには、円を外貨に換えるときのTTS（Telegraphic Transfer Selling rate）と、外貨を円に換えるときのTTB（Telegraphic Transfer Buying rate）がある
TTS（Telegraphic Transfer Selling rate）
対顧客電信売相場。顧客が円から外貨に換えるときの為替相場
金融機関が外貨を売って（Selling）、円を受け取るときの為替相場
TTM（Telegraphic Transfer Middle rate）
仲値。基準となる為替相場
TTB（Telegraphic Transfer Buying rate）
対顧客電信買相場。顧客が外貨から円に換えるときの為替相場
金融機関が外貨を買って（Buying）、円を受け取るときの為替相場
為替リスク
外貨建て金融商品の取引には、為替レートの変動による影響（為替リスク）がある。
為替レートの変動によって生じた利益を為替差益、為替レートの変動によって生じた損失を為替差損という
外貨建て商品については、円安になると為替差益が、円高になると為替差損が発生する
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