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★FP対策/リ017★損害保険の商品④(傷害保険)

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傷害保険とは

日常生活におけるさまざまなケガ(急激かつ偶然な外来の事故により、身体に傷害を被った状態)に対して保険金が支払われる

保険料

保険料は、年齢や性別によって異なることはないが、職業によって段階に分かれる

主な傷害保険

普通傷害保険 国内外を問わず、日常生活で起こる傷害を補償する保険
病気、細菌性食中毒、自殺、地震、噴火、津波を原因とする傷害は補償の対象外
業務中の傷害でも補償の対象となる
家族傷害保険 補償内容は普通傷害保険と同じで、1つの契約で家族全員の傷害を補償する保険
家族の範囲:本人、配偶者、生計を一にする同居親族、生計を一にする別居の未婚の子
交通事故傷害保険 国内外で起きた交通事故、建物や乗り物の火災などによる傷害を補償する保険
エスカレーターやエレベータの事故でも補償の対象となる
ファミリー交通事故傷害保険 補償内容は交通事故傷害保険と同じで、1つの契約で家族全員の傷害を補償する保険
家族の範囲:本人、配偶者、生計を一にする同居親族、生計を一にする別居の未婚の子
国内旅行傷害保険 国内旅行中の傷害を補償する保険
細菌性食中毒も補償の対象
地震などによる傷害は補償の対象外
海外旅行傷害保険 海外旅行中(家を出てから帰宅するまで)の傷害を補償する保険
細菌性食中毒、地震、噴火、津波による傷害も補償の対象
例題)傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。

 

1.普通傷害保険の保険料は、被保険者の契約時の年齢によって異なる。

2.家族傷害保険では、保険期間中に被保険者に子が生まれた場合、その子を被保険者に加えるためには、追加保険料を支払う必要がある。

3.交通事故傷害保険では、海外旅行中の交通事故によるケガは補償の対象となる。

4.国内旅行傷害保険では、旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象となる。

【解答】3

1.不適切
普通傷害保険では、通常、対象者の職業や職種などによって保険料が決まるため、被保険者の年齢や性別は関与しない。傷害保険は様々なケガによる補償が対象になるため、ケガをする可能性の高い職業職種についている場合、一般的に保険料が高くなる。

2.不適切
家族傷害保険の被保険者範囲は、契約時における関係ではなく、事故発生時における関係で判断される。よって、契約締結後に生まれた子は手続きせずとも被保険者に加わる。追加保険料も不要。

3.適切
交通事故傷害保険は、自動車や自転車などの交通事故による傷害以外に、エレベーターやエスカレーターの搭乗中や、建物または交通乗用車の火災によって被った傷害を補償対象とする。海外旅行中の交通事故によるケガも補償の対象

4.不適切
国内旅行傷害保険では、住居を出発してから帰宅するまでに被ったケガやトラブルによる損害を補償対象とするが、旅行中に発生した地震、噴火またはこれらによる津波によるケガは補償の対象とならない。なお、海外旅行傷害保険では地震・噴火・津波による傷害も補償対象になる。


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