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★FP対策/リ013★損害保険の基本と商品①(損害保険のしくみ)

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損害保険の基本用語

契約者 保険会社と契約をむすぶ人(契約上の権利と義務がある人)
被保険者 保険事故が発生した時に、補償を受ける人または、保険の対象となる人
保険の目的 保険を掛ける対象
保険価額 保険事故が発生した場合に被るであろう損害の最高見積額
保険金額 契約時に決める契約金額
保険事故が発生した時に保険会社が支払う限度額となる
保険金 保険事故が発生した時に、保険会社から被保険者に支払われる金額

損害保険料のしくみ(基本原則)

給付・反対給付金等の原則
(レクシスの原則)
リスクの危険度に応じた保険料を負担しなければならないという原則
利得禁止の原則 実際の損害以上の献金を受け取ってはならないという原則。そのため、損失額を限度に保険金が支払われる ⇒ 実損払い

超過保険、全部保険、一部保険

損害保険の3つの種類の掛け方

超過保険 保険金額保険価額よりも大きい保険
※損害額は全額支払われる ⇒ 実損てん補
全部保険 保険金額保険価額同じ保険
※損害額は全額支払われる ⇒ 実損てん補
一部保険 保険金額保険価額よりも小さい保険
※保険金額と保険価額の割合により保険金が削減される ⇒ 比例てん補

損害保険商品の分類

損害保険商品を損害対象によって分類できる

モノ保険 建物や自動車など具体的なモノに生じた損害を対象とする保険
例:火災保険、車両保険など
ヒト保険 ヒトのケガなどを対象とする保険
例:傷害保険など
賠償責任保険 第三者に対する損害賠償責任を対象とする保険
例:対人・対物賠償保険、個人賠償責任保険など
その他の保険 上記以外の損害を対象とする保険
例:所得補償保険など
例題)損害保険の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

 

  1. 再調達価額とは、保険の対象と同等のものを新たに建築または購入するのに必要な金額のことである。
  2. 保険料率とは、契約者から支払われた保険料の総額に対する保険会社が支払った保険金の総額の割合のことである。
  3. 一部保険とは、保険金額が保険の対象の価額(保険価額)に満たない保険のことである。

【解答】2


  1. 再調達価額とは、保険の対象と同等のものを新たに建築または購入するのに必要な金額のこと。再調達価格とは、保険の対象と同等の物を再建築または再取得するために必要な金額をいい、再調達価額から使用による消耗分を差し引いた金額が「時価」。
  2. ×
    保険料率とは、契約者から支払われた保険料の総額に対する保険会社が支払った保険金の総額の割合のこと。保険料率は、保険金額に対する保険料の割合(1,000円当たり○円など)のことで、保険の種類や保険対象のリスクの程度に応じて決められる。保険料率が高くなるほど保険料も増加する。なお、保険料の総額に対する保険会社が支払った保険金の総額の割合は「損害率」と言う。

  3. 一部保険とは、保険金額が保険の対象の価額(保険価額)に満たない保険のこと。一部保険は、損害保険において保険価額が保険金額より大きい保険契約を指す。一部保険の保険金は比例てん補で支払われるため、実際の損害額に満たない場合がある。

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