老後の暮らしは公的年金だけでは不十分だという認識が広がってきている中、以前より確定拠出年金について掲載している。
世間一般、老後は年金と預貯金に頼ることになる。
特に年金については色々な面で注目をされている
年金制度はその構成から「3階建て」と呼ばれる。っていうのは、以前掲載した通り。
1階部分に基礎年金(国民年金)、2階部分に厚生年金があり、3階部分にあたるのが、確定拠出年金などのこと。
この確定拠出年金は、個人型と企業型に区別される
その中でも今回は、「企業型確定拠出年金」につてだよ。
この企業型確定拠出年金とは、公的年金(国民年金、厚生年金、共済年金)に加えて任意で導入ができる企業年金の一種。
企業型確定拠出年金の加入対象は、企業型確定拠出年金を導入している企業の従業員です。
だから、企業型確定拠出年金を導入している会社に勤めていないと、加入することはできないんだ( ゚Д゚)
ちなみに企業で働く従業員が加入できる企業年金には、ほかに厚生年金基金や確定給付企業年金がある。
企業型確定拠出年金の掛金は、企業が拠出する事業主掛金となっていて、
掛金は月額55,000円
ほかの企業年金を併用する場合は27,500円が、限度額となっている
企業がマッチング拠出を採用すれば加入者である従業員も一部掛金を追加拠出できるようになるが、企業型確定拠出年金の掛金は原則事業主掛金であるため、事業主掛金の金額を超えないなどの加入者の追加拠出制限はかかる
企業型確定拠出年金の運用は、加入者である従業員自身が行う必要がある。そのため、どの運用商品をどのように組み合わせるかなど、運用の指図も自分で判断する必要があり、運用により資産が予定より減ったり増えたりする、その資産の運用はすべて加入者の自己責任となる
また、企業型確定拠出年金で積み立て運用した資産は、60歳以降に年金や一時金として受け取ることができる。例外はあるが、原則60歳になるまでは途中で現金化できないので注意が必要となる
では、企業型確定拠出年金のメリットはというと
税制優遇 | ・運用益は課税されない ・企業が拠出した掛金は給与扱いとならず、全額損金算入できるなどの税負担を軽減できる ・年金受取時に控除対象になる |
口座管理手数料の個人負担がない | 個人型確定拠出年金(iDeCo)の場合、運用にかかる手数料は全額個人が負担するが、企業型確定拠出年金では、これらの口座管理手数料は企業側が負担してくれる |
転職時に積立金を持ち運べる | 加入者が中途退職や転職した場合、積み立てた資金を持ち運ぶことができる。 |
何だか良いことばかりだけど、ちゃんとデメリットもある
・60歳まで現金化できない
・加入者本人が運用指図をするので元本割れのリスクがある
・投資の知識が必要
なるほど~。まずは、自分の職場が企業型確定拠出年金に加入できる企業なのかを調べてみるのもいいかもね~
今日の活動記録~
まだまだ寒い日が続くらしい・・・
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