ニュースや記事でよく目にする「G7」。その他にも「G20」や「G8」っていうのもよく目にする。
これって、世界的な会議のことだとはわかっているけど、違いなど詳しくはわからないような・・・
どこが違うのかを調べてみた。
「G8」
「G8」とは「Group of Eight」の略。
「主要国首脳会議(サミット)」に参加する8ヶ国こと。もしくは、その8ヶ国が参加するサミット自体のこと。
「G8」の参加国は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、ロシア。
1970年代、オイルショックなどの世界的な経済不況に直面した先進国の間で、今後の世界経済を首脳レベルで話し合う場の必要性が認識されるようになったのが発足のきっかけ。
当初は、 アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本の5か国を「G5」として年に一度会合を行うことで合意されたが、イタリアが参加を表明したため6か国で第1回首脳会議が行われた。
その後、1976年にカナダが加入、冷戦の終結後はロシアも加わりG8となった。
「G7」
2014にロシアがウクライナの主権と領土を侵害した問題を受け、同年3月に緊急開催されたサミットにおいて、ロシアの参加を停止する決定が下された。
以後ロシアを除いた7か国を「G7」として、サミットが開催されている。
G7は国連や世界銀行といった機関とは異なり、国際的な権限を持つ管理部門は存在しない。
そのため、新たに国を加える際には加盟国すべての承諾が必要。
一方、会議に参加するG7以外の招待国の決め方は、その会議で議長となった国の判断に委ねられている。
「G20」
「G20」とは、上で説明した「G7(ロシア以外の7ヶ国)」に他の13ヶ国・地域を加えて構成されたグループ、もしくは、それによって行われる世界的な会議のこと。
「Group of Twenty」の略で「20か国財務相・中央銀行総裁会議」とも呼ばれる。
参加国は、前述の7ヶ国の他に、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、欧州連合の13ヶ国・地域となっている。
参加国の国内総生産は、全世界の8割にも上る。世界経済危機の深刻化を受け、2008年からは経済や金融に関する会議も開催されている。
この会議には世界通貨基金(IMF)や世界貿易機関(WTO)といった国際組織の代表も参加。世界経済における影響力は大きい。主要国以外の新興国が力を増してきているため、現在ではG7以上に重要度が高いとの声もある。
「G7」「G8」「G20」のどれにも中国は入っていないんだね。
近年、中国とインドが急激に経済成長していることから、世界経済に関してはG20の枠組みで議論される機会が増えてG7の影響力については疑問視されているんだって。
どのメンバーでどいう言った話をして取り組んだ行くかがカギなんだね( ´∀` )
今日の活動記録~
本当に久々に4㎞のウォーキングができました~